2003年最終節は、埼玉スタジアム2002で、雨の中、51195人というほぼ満席の状態で行われました。
試合開始から少しづつずれるマークにあれ?と思っていたら、6分。ニキフォロフのクリアを鹿島小笠原にダイレクト
のボレーシュートを打たれ、先制点を献上する。
その後攻めてはいるのだが、得点に結びつかない。 いらいらが募る。
22分。 ニキフォロフから長谷部へ交代。 後ろの交代。 守りを固め、いよいよ進撃か。
だが、ふと気がつけば、32分。 鹿島深井のドリブルから青木のシュート。 何で止められないかな。
前半で、0−2。 なにやら嫌な空気が漂っている。
後半もボールキープ率はレッズの方が圧倒的だが、ゴールに嫌われ、得点にならない。
60分。ついにしびれが切れたか、オフトが動く。 山瀬をさげ、我らが永井の登場だ。 2トップから3トップへの変更。
76分。左サイドでパス交換の混戦の中から田中が飛び出し、アーリークロスを放つ。
これをエメルソンがシュートに行くが、GKにはじかれゴールにならない。 だが、そのこぼれ球を永井がシュート!
起死回生の1点。 勝負の流れはこちらに傾く。
しかし時間は刻々と過ぎ、ロスタイムへ突入。
やはりだめかという空気が流れたときだった。
記録的には89分。 右サイドをドリブルで駆け上がった永井のクロスをエメルソンがDFと競りながらも
ダイビングヘッド!!
これで同点になる。 あと一点がほしい。 だが無情にもゲームセットの笛が鳴り響く。
結局2−2の同点で試合は終了する。
ステージ6位。 総合6位という順位で2003年は終わった。
だが、天皇杯が残っている。 今度こそ、優勝杯を浦和に持ち帰るのだ。
ニキ・フォルフ(33)が、四月二十六日からリハビリのために帰国。六月三十日の契約満了に伴い、更新しないこととなった。
そのポジションの穴を埋めるために、仁川ユナイテッド(韓国)からDFアルパイ・オザランを獲得した。
Alpay Ozalan
アルパイ オザラン
1973年5月29日
31歳
トルコ共和国
188センチメートル
81キログラム
背番号は3
☆2002FIFAワールドカップ3位入賞の立役者であり、対日本戦でのマン・オブ・ザ・マッチ、さらには、オール・スター・チーム16名に入った。